「Purple Hibiscus」を読了
Purple hibiscusを読みました
キリスト教に改宗しない自分の父親を嫌悪し、かつ暴力的な父親ユージーンの元で育ったカンビリとジャジャ
学校の成績は常にクラスで1番でないと、許されない
母親と共に父親の顔色を伺いながら暮らす日々
2人にとってはそれが日常でしたが
父から離れ、父の妹と従兄弟たちと過ごす機会があったことで、親に萎縮することなくのびのび生きる従兄弟たちを見て、徐々に2人は成長していきます
自分と子供たちへの夫による暴力に耐えきれなくなった2人の母親は、夫を毒殺してしまいますが、息子のジャジャが罪を被って服役、母親は病気になってしまいますが、3年後に息子は出獄、母と妹のカンビリと再会を果たします
というお話
出版されたのが2003年、物語の舞台はその少し前の時代ですが、人々の考え方や社会状況は、今と同じような感じ
母親が父親を殺してしまうのはとても怖いし、悲しいですが、仕方なかったと言えると思いました
母親を守るために息子が自ら罪を被っていく場面には感動をおぼえました
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