「崩れゆく絆」を読了



伝統的な価値観を尊重する主人公のオコンクウォは、キリスト教をもたらすと共に統治しに来た白人の1人を殺し、自ら命を絶ちました


オコンクォが男尊女卑、短気で、暴力的なのが理解できなくて、第1部は途中で読むのを止め、第2部から読書を再開


Wikipediaで読んだ通りの悲しい結末だったけど、オコンクォが命を絶ったのは、やむを得ない結末だったのだと納得


オコンクォを不憫に思いました


白人がキリスト教をもたらしたことで、迷信による悪しき習慣がなくなっていったのは良いことだと思うけれど、白人に1960年代まで植民地化されたアフリカ


オコンクォは伝統的な価値観を大切にする人

大切にし過ぎて、私から見ると暴力的だったりするのかも


白人がやってくる前は、それで社会はバランスが取れていたわけで


オコンクォと同じような思いを抱えながら生きた人は多かったことでしょう